2020年9月6日(日)
ハレタス☆
今日の天台寺観音堂でフルコンプだ。
天台寺は国道沿いにある大きな寺で、御朱印も寺にあるので、道に迷う心配は一切なく、ただ進むだけでいい。
ノンストレスで心置きなく旅を楽しめる。
少し遠回り。
水辺を歩くと癒やされるなあ。
水って飲まなくても、見るだけで疲労を回復させる効果がある。
[闇に消されし三十二番札所 飯近山・似鳥八幡神社]
三十三札所を定めたお偉いさんがおバカ系で、うっかり三十一番札所を2つ作ってしまったらしく。
それにより昨日訪れた実相寺は三十一番から三十二番に変更させられ、もともと三十二番だったこの似鳥八幡神社は、政治力不足により番外札所にされてしまったようだ。
今回は時間に余裕があるので、ちょっとDetourしてそんな不遇な神社にお参りしてみたヨと。
寄り道を終え、天台寺へ向かう。
モンシロチョウがたくさん飛んでる超。
快晴の28℃って最高のコンディションだよー☆
今日はツーリングしてるバイカーが多くて、俺をずんどこ追い越してゆく。
日差しや風が心地よく、景色は美しく、それをゆっくり噛み締めて歩いている俺的には、厚着して視界を狭めて猛スピードで駆けてゆく後ろ姿に、「もったいない!もったいないぞー!」と叫びたくなる。
暑すぎないとは言え、それでも暑くなってきた。
あのトンネルに入れば涼めるだろう。
ひんやりヒヤヒヤ~☆
もーすぐ天台寺。
ああ、気持ちよいなあ。。
ビーチや山頂やレジャー施設を目指さなくても、日本って歩くだけでこんなにも楽しめるんだ。
観音様や御朱印が無くても、自分でテキトーに目的地を定めて向かえば、きっとそれだけで楽しめる。
てことは一生ヒマを持て余す心配なんてないんだな。
足腰が弱って歩けなけくなったら、書物やネットで情報の世界を旅することもできるのだし。
この旅で何度となく見かけた黒アゲハ。
手を伸ばしてみたら、いともアッサリ捕まえられた♪
小さな公園のベンチで休んでいると、近所のおばあちゃんが「見かけない顔だねえ。どこから来たの?」と声をかけてくれた。
旅の終わりを目前に若干おセンチな気分になっていたので、嬉しくてつい長話。
「こんな何もないとこに来てくれてありがとうねえ」
こちらこそホントありがとう。
さっきのおばあちゃんインフォによると、ここからが長くキツいらしー。
あてにしていた周辺のそば屋やレストランが軒並み休業中!
聞いてにゃあよ~
やむを得ず、旅の始まりから携帯し続けていた秘蔵のカロメを投入す。
桂清水で手口を清め、顔も洗う俺はマナー違反。
剥がれかけた運気向上坂を登る。
結構しんどー💦
地蔵の可愛らしさに元気をもらう。
隠れジッゾーもいるやで☆
ラストォ!
ふヌゥおリャぁ~
ふひー
運慶作らしい仁王は、天野喜孝や末弥純デザインのクリーチャーぽくてよき★
いいねいいね、実にいい♪
そして受付で支払いがあるのだけど、ここが大変だった!
高齢の職員さんのモノ忘れがかなりキテいて、お金を受け取ったこと、お釣りを出したこと、入館チケットを発行したことなどを、直後に忘れてしまうのだ。
そのうえ俺が求めたことは、
・入館チケットをください
・昨日訪れた鳥越観音の御朱印を、昨日の日付でください
・天台寺の御朱印を、今日の日付でください
・糠部三十三観音巡りの結願証をください
と、4つも要求してしまったものだからパニックアタック!
案の定、鳥越観音の御朱印は日付が間違っていた。。まあ、結願証は正確なものがもらえたのでヨシとしよう。
結願証は巡礼完了を証明するもので、お参りの一週間以上前に天台寺にFAX申請をしておく必要があった。
青空講話でフェス級の動員数を誇る、瀬戸内じゃくそんの寂庵。
薬師堂
護摩堂
文化財収納庫は撮影不可ながら、見応えありよりのあり🐜
そして、、ゴール!
ゴールゴール!!
ゴオオォォォーーールッッ!!!!
うるせえよ
迫力ある本堂なあ。
入館料とるだけあって、いーとこでした♪
はい、オワタ。
ありがとう奥州・南部地方。とても楽しかっただよ。
ツラいこともあったけど、最終日がとにかく快適だったので全て良い思い出にコンバートされてしまった☆
天台寺近くの歴史民族資料館に寄れば、おそらくこの糠部の旅を振り返れるいろんな資料を見れたのだけど、バスに乗り遅れてしまうので諦めた。
この土日で歩いたのは35km。もう歩かねえよ!
二戸駅着。はらへり。
駅に隣接する物産館のレストランはカツや煮込みが美味いのだけど、なんか海鮮が恋しいので青森に向かおう。
新青森駅で海鮮どぉーん!
てわけで、なんとか無事に奥州南部観音霊場・糠部三十三札所を巡り終えることができたのでした。
4回に区切って出向き、計9日間、約253kmを歩きました。
自ら好き好んで旅立ったくせに愚痴の多い投稿を読んでくれた方々、どうもありがとうでした。
次はどこに行こーかなっと👟