2019年12月12日(木)
見送ってくれた岡田のご主人と握手して出発。お元気で!
いざ、四国遍路最高峰、遍路ころがし雲辺寺へ。
しんどみだけど、倒木でグシャーを想像すると座って休む気にもならない。
"Can I do it?"
ふー、寺まであと少し!
高地なのでかなり寒い。
[六十六番札所 雲辺寺]
標高972m、雲の辺りの寺。
そしてここから香川県観音寺市・ラストステージ涅槃の道場スタート。
願って座れば望みが叶う、おたのみなす。
輪をくぐればご利益ダブルアップ☆
・・くぐって座ったけど願うの忘れたし。
実物大の五百羅漢像フェスは壮観!
やあ。
明らかに作りが新しく歴史は感じられないが、とてもよく出来ている。
こりゃー大事業だったろうなあ。
ばれりーな。
五百羅漢って悟りを開いたハイプリーストのはずなのに、IQゼロみたいなの多い。
涅槃仏。
映える椅子。
営業しとんのかーい。
一番高い所にある、毘沙門展望台に上がろう。
毘沙門天目線でずっと下界を眺めていたかったけど、寒すぎて無理ぽよ。
詰め込みすぎて煮崩れしそうなほど、見所たっぷりの寺だった。。
頑張って登った甲斐があったよ♪
雲辺寺山の下り道。
S大僧正から注意するようにとの連絡をいただいていたのに、この撮影をした直後に盛大にすっ転ぶ。
ヒザを強打ししばらく痛みに悶絶したが、ただの打撲で済んだ。
枯れ葉のクッションは足に優しいようでいて、その下には石がひそんでることがあるので、気をつけないと転んだりグネったりする。
ほとんどの難所を越え、勝ったも同然といった心地で、もう旅の終わりまでの宿や帰投の交通機関の段取りを済ませているのに、油断すると全てオジャンになりかねない。。四国遍路おそるべしっ。
昨日の夕方に手袋を片方紛失。
新たに買う店もなくニット帽を手袋代わりにしていて、杖の握りが不安定になっていたのも転倒の原因スなあ。
ようやく人里に下りてきたけど、飲食店は一切ナシ。
とても寒いが、自販機のあったか~いは全て売り切れ。
岡田でお接待してくれた握り飯をありがたくいただく。
地元の方にミカンをお接待いただいたので、装飾がとても凝っている休憩所でいただく。
寒くてもミカンは好き☆
今夜泊まらせていただく民泊の前を通ったら、オーナーご夫妻が外にいらっしゃったのでご挨拶。
名称はお遍路ハウス大原66-67。六十六番札所と六十七番札所の間にあるということだね。
後ほどお世話になります!
[六十七番札所 大興寺]
植物ビッシリ。
仁王門の仁王ズは運慶作と考えられているケッサクで有形文化財。。
魅力は筋肉の隆起?よその仁王像に比べてどこが優れているのかよく分からない。。快慶のは良さが分かりやすいのだけど。
仲良しOさんが石段を下りてきた。
今朝、同じ宿から俺のが先に出発したけど、見所満載の雲辺寺をかなり長時間散策していたので越されていたようだ。
あと9km先まで進むそうだが、俺は今日ここまでなので、これが最後の対面となりそうだ。
この方の笑顔にどれだけ元気をいただいたことか。。結願したら報告し合いましょーと約束の握手をしてお別れ。
参拝を済ませて御朱印をいただき、宿のチェックインにはまだ早いが、近くに飲食店などもないので境内で寒さに震えながら明日のルート確認などしていると、お遍路バスツアーが来襲し般若心経大合唱。
彼らに遅れを取ると納経所で大変な目に会うので、一人一人には何の罪もないのだけど、恐怖しか無い。。
時間つぶし終了!
お宿へレッツらゴー。
お遍路ハウス大原66-67にチェックイン。
ご主人のお仕事の工房を見学させていただいた。
わんこのエースくんは高齢で落ち着きがあり、スフィンクスのような佇まい。
素泊まり利用なのに夕食をお接待いただいた。おいしいいい。
昨日の宿から今日の宿まで、営業している飲食店や食料品店はひとつも無かった。。
外に出てみると、素敵な電飾&プロジェクション☆