2019年12月2日(月)
大雨の中を、ぽんちょ着て出発。
がに。
重要な分岐点、黄金カーペットの三島神社で一休み。
坂の石畳は雨で滑ってデンジャーなので、土の部分を歩く。
先日買ったOnのシューズの防水性が素晴らしく効いている。
履き替えて以来マメもできないし、できていたマメもどんどん治っていってる。
標高570m地点。
拝啓、雲の中より。
久万高原町に入る。
父野川沿いには、遍路が休憩するためのお堂があってありがたい。
屋根のないベンチは雨の日は座れないからな~
虹色に輝くシーボルトミミズとエンカウント!
30cm以上あるー
昨日ワークマンで買ったシャツの暑苦しさったらもう~。
いいことなのだけど、ワークマンの開発力パネェ。
雨のなか農祖峠への山道は通りたくないので、国道を迂回する。
はらへった。。お、食堂がある。遠回りになるけど行ってみよう!
んがぐぐ。こ、これも修行!
次の店もやってない。
廃業するのはさぞツラいことだろうけど、そこは最後の力を振り絞って、看板を降ろそうよ。。
3軒目でようやく、半チャンラーメンにありつけた。
消火栓おっかねえ。
[四十四番札所 大寶寺]
一の門は住宅に侵食され、電線が門の下をくぐっている。
ここは全八十八ヶ所中の四十四ヶ所目。真ん中の札所てことで【へそ寺】とも呼ばれており、近くのみやげ屋では特製ハラマキを売っていた。
なかなか画角に収まらないほど立派な仁王門。
百年に一度だけ取り替えられる大草鞋。
大寶寺の【寶】ってなかなか覚える気がしない。。【宝】と書いてもいいらしいけど。
新潟のYさんと再会。ここで区切って一度飛行機で帰るとのこと。
年上で誠実で真面目そうな方だけど、LINEを交換したらネームは【のんちゃん】てのが可愛い。
イチョウが積もる鐘楼。
ここの納経所のおばさんは無愛想で有名なので覚悟して入ったが、それほどでもなかった。
しかし御朱印は雑そのもので、有名人がサインを書くときのようなスピード。字も今までの札所で最も美しくないと感じた。
乱暴にスタンプを押す様子は、中川家・礼二のグアム入国審査ネタのようで逆に面白かったw
久万高原町を見渡す。
標高500m以上でも人の営みは普通にあるのだなあ。
ヘンロ小屋プロジェクトの中ではかなり小ぢんまりとした作りの久万高原ヘンロ小屋で小休止し、宿へ向けて山を下る。
ずんずん下る。
いやしの宿・八丁坂にチェックイン。ここに二泊する。
今まで泊まった宿の中でも最高級の設備だ。
夕食では車遍路の男性Tさんとご一緒した。
なんと遍路69周目で、先達(お遍路インストラクター)の資格もお持ちで、高野山・無量光院で得度されてるとのこと。
そんなガチな仏の道の方なのに、お孫さんから電話がかかってきて「グランパ」と呼ばれているのが可笑しいw
俺も四国の後に高野山に行きたいと話したら、無量光院の役僧さんを紹介してくださった。
食事中にTさんが風邪薬を所望すると、しばらくしてから女将さんが風邪薬とたまご酒を作って運んできた。サービスすんごー!
ここに配達するようAmazonに注文していた、ゴアテックスソックスが届いた。
ニューシューズの防水性が思いのほか強力なので必要ないかもしれないが、これで足回りは盤石となった☆