2019年11月14日(木)
宿坊の部屋から室戸ビューを見て、朝餉をいただきしゅっぱつー。
やっべ、草むらだ。
ハーパン履いてきちったよ。
室戸岬を越えてから目にすることが多くなったハイビスカスですます。
寝てる間に雨が降り、起きた頃には雨雲は去っていた。
まだ一度も雨を浴びずに済んでいる僥倖。
顔ちっさくて脚長い、スタイル抜群な俺氏。
石垣を抱え込むアコウの根。
「私は逃さない女」てゆう木村佳乃のCMを思い出す。
あと、だいしゅきホールド。
風が強く、荒磯に東映のオープニングみたいな波が押し寄せている。
最短ルートの中山峠道はヒザ痛を悪化させてしまいそうなので、遠回りの羽根岬ルートを選択。
奈半利町に入り、「かりょうごうぎょこう」を反復練習しながら歩く。
現地の人は噛まずに言えるんか。
腹減った、と言うより足休めのためにラーメニング。
道の駅田野駅屋で、評判の玉子巻もぐもぐ。
テトラポットの製造過程をチラ見。
こういう型にコンクリ詰めて作るのだね。
安田町に入り、宿泊する民宿とうの浜に到着。
今日はここまででも良かったが、自分に挑戦!
リュックを置いて参拝道具だけ携え、第四の遍路ころがし、神峯寺を目指す。
登り坂の車道なのにクネクネじゃない、悪名高き遍路ころがし【真っ縦】。きっつー
山道もありますとも。
Oさんと遭遇。年輩のOさんが汗だくで登ってるんだから、俺も頑張らにゃー
[二十七番札所 神峯寺]
山門くぐってからぶひぃなやーつ。
踏み出す大師。
炎の造形、よく出来てるな~
今までの御朱印はどれもかっちょよかったが、ここのは墨カスカスでイマイチだった。。
得意の高速後ろ向き歩きで下山。
必死の形相でこぎ登るチャリ遍路さんとご挨拶。
降りて押したほうがいんじゃね?と言うが、「いや、頑張ります!」とこいで行った。
修行してますなぁ。帰りの真っ縦はさぞ気持ちいいだろーね。
なんとか日没直前に下山できた。
早朝から夕刻まで歩いてからの登山はキツかった。。今までで一番長く歩いた。
いつものOさんと、新潟からのTさん、東京からの歩き遍路三周目で命がけでチベット巡礼して出家もしたというなんだかすごいSさんと夕食。
遍路してると良い個性に出会えるなぁ。チベットや得度式の様子を見せてもらって面白かった。。心のなかでS大僧正とお呼びしよう。
神峯寺の御朱印はみなさんカスカスだったとのこと。